パステルシャインアート®とは– Pastel Shine Art –

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やさしい色と光が、心に寄り添うアート

パステルシャインアート®(Pastel Shine Art、略称:PSA)は、やさしい色合いと光の表現を通して、誰もが気軽に楽しめるヒーリングアートです。

特別な技術や経験がなくても、パステルを指やコットンでくるくると広げるだけで、美しいグラデーションと温かみのある作品が完成します。

描くことで、心がふっとやわらぎ
自分自身と向き合う時間が生まれる――

それがパステルシャインアートの最大の魅力です。

誰でも描ける、誰にでも開かれたアート

パステルシャインアートは、年齢や経験を問わず、誰でも始められるアート表現です。

  • 絵が苦手でも大丈夫
  • 色を重ねるだけで自然と美しい作品が生まれる
  • 描くことで、気持ちが整理されたり癒されたりする

小さなお子さんからご高齢の方まで、また福祉や教育、医療の現場でも取り入れられており、「自分らしく過ごす時間」を大切にしたい多くの方に親しまれています。

パステルシャインアート®の特徴

パステルを使った独自の描画技法

指やコットンを使って、粉状にしたパステルを紙の上にやさしく重ねます。
グラデーションや光の表現が美しく、初心者でも驚くような作品に仕上がります。

癒しと気づきをもたらす時間

無心になって描くことで、自然と心が落ち着き、自分の内側にある感情に気づくことができます。

言葉を使わないコミュニケーション

絵を通じて、年齢や立場、言語の壁を越えて、人と人とが心でつながる体験が生まれます。

オリジナルの世界観を大切に

正解のないアートだからこそ、自分らしい表現を自由に楽しむことができます。

創始者と歴史 〜「光のアート」が生まれた背景〜

パステルシャインアートは、ホリスティックアーティスト・江村信一氏によって1995年に考案されました。

その誕生は、東京・赤坂のギャラリーで開催された「天使展」にさかのぼります。ここで発表されたのが、世界で初めての”光を描くアート” パステルシャインアートです。

1995年といえば、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件など、日本に大きな衝撃と不安が広がった年でした。そのような時代背景の中で、江村氏は「人々の心に夢と希望を届けたい」「心の闇にそっと光を灯すアートを広めたい」という深い使命感を抱きました。

この想いから生まれたのが、「シャイン(Shine)」――光る・輝くという言葉を冠した、心に光を描くためのアートです。

パステルアートの原点として

パステルシャインアートは、パステルを粉にして描く手法の原点でもあり、指やコットンを使って色を重ねることで、誰にでも美しい作品が生まれるアートとして、多くの人々の心を癒してきました。

この技法と理念は全国に広がり、現在では日本各地で数多くのインストラクターが活動しています。

教育、福祉、地域づくり、医療、家庭など、さまざまな分野において、パステルシャインアートは“心の支え”として活用されています。

海外への広がり

また、パステルシャインアートはその理念に共感を持った人々によって海外へも広がりを見せています。台湾・韓国・シンガポールなど、アジア地域を中心に、国境や文化を越えて「光と癒しのアート」が共有され、国際的なアートムーブメントへと育ちつつあります。

このように、パステルシャインアートは一人のアーティストの想いから始まり、今もなお多くの人々の心に“やさしいひかり”を届け続けています。

パステルシャインアート®の学びと広がり

パステルシャインアートは、趣味として楽しむだけでなく、「描くことの楽しさ・癒し・つながり」を伝えるインストラクターとしての活動も可能です。

  • 自分のペースで学べる講座制度
  • 資格取得後は教室運営やワークショップ開催も可能
  • 福祉・教育・地域活動との連携も広がっています

このアートを通じて、「人の役に立ちたい」「癒しを届けたい」と願う多くの方が、人生の新たな一歩を踏み出しています。

心をひらく、ひかりのアート

パステルシャインアートは、アートという手段を通じて、自分自身とつながり、他者とつながるための優しいツールです。

忙しい毎日のなかで、ふと立ち止まり、自分の心に耳を傾けたいとき。
言葉では伝えきれない想いを、誰かにそっと届けたいとき。

パステルシャインアートは、そんなときにそっと寄り添い、あなた自身の“ひかり”を思い出させてくれることでしょう。

まずは、体験してみませんか?

このサイトでは、全国各地のインストラクターによる体験会や講座の情報を掲載しています。
「まずは一度、描いてみたい」という方に向けて、気軽に参加できるワークショップ情報も発信中です。

あなたの生活に、ほんの少し“ひかり”の時間を。
パステルシャインアートとの出会いが、心あたたまるものになりますように。

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